2006-01-01から1年間の記事一覧

「ケイデンス40回転以下を目指そう」

夏休みも終わり実業団のほうも終盤戦に入りなかなか時間が作れないです。 そういえば急に中断するときはいつも「明日は・・・」と書いてるときばかりのような。 がんばります。 さてはるか昔の昨日の続きを書きましょう。ペダリングの回転数を上げるためには…

「ペダリング限界順位論」

回転数によるメリット、デメリットはそれぞれあります。今日は回転数が多い場合についてまず考えて見ましょう 。一般に心肺機能がよい人に向いていると言われていますが、私はあまりそうは思っていません。もちろんそういう傾向があるんでしょうがここでは私…

「自分のスウィートケイデンス」

なく昨日書いた内容を少し別の表現をして見ましょう。つまり理想的な回転数と言うのは無理持続できる最大の回転数の中で最も重いギヤを踏んでいる状態です。これもペダリングの話の中でちょくちょく出てきている自転車の効率と体の効率とを一致させると言う…

「回転数」

次は回転数の話をしましょう。これについては以前にも「ランス」や「スプリント」の回でヒントっぽいことは書いています。 回転数は結局重いギヤを踏むのがいいのか?軽いギヤで回転数を増やすのがいいのか?と二通りで議論されることがほとんどです。 しか…

「いっぺんやってみ」

平坦なところやローラー台でギヤはインナーロー、負荷を一番軽く設定してください。ここで先ほど書いた「上げ足」を意識しながら始めはゆっくりとペダリングしてください。そこから少しずつケイデンスを上げていきます。すると膝を高く上げるだけのイメージ…

「脚の揚げ方」

この「上げ脚」やり方は簡単。おもいきり「膝蹴り」をかましてください。 まぁ、ちょっと違いますが膝蹴りのイメージでも十分です。サッカーボールのリフティングを左右交互に膝でやると言ったほうが近いかもしれません。つまり膝を高く上げるイメージです。…

「揚げ足」

踏み足を最優先。回すことはあまり意識しない。引き足も意識的に休めてやる。 しかしながら3時を過ぎたら何もしないのかというとそれでは問題が生じてきます。 3時に右足で入力しているとしましょう。意識は右足にあると思いますが、ふと左足を意識してみて…

「いろいろ議論されておりますが・・・」

引き足を使うべきか否かは私の考えはその筋肉の発達度合いによるんじゃないかと思います。引き足は主に太もも裏側のハムストリングスと言う筋肉によりますが今まで自転車をしていなかった、それ以前にスポーツをしていなかった人は正直ほとんど出番のなかっ…

「おいしいとこだけ」

もし小さいときから英才教育的に自転車競技をしていて特にピストなどで「回すペダリング」を会得し長時間普通に使えるのであればそれをいじる必要は全くありません。 しかし近年自転車の人気が出てきたのは割りと高い年齢層のようです。ここ最近急に自転車乗…

「オレ流ペダリング」

レースでも練習でもイイですが、一定のイーブンペースで流している状況を考えます。レースでは平坦か緩斜面で集団の中でできるだけ脚を残すことを意識している状況です。 この時最も優先すべき事柄はいかに疲れないかです。このときのペダリングは機械的効率…

「あ、図書くの忘れた・・・。」

まずしたの図を見てください。昨日書いた腰(大腿骨の付け根)と足の裏(母子球)を結んだ線がちょうどクランクと直角になる位置について書いています。 脚はこの直線上を動くわけですから最も機械的に効率がいいのはこの位置となります。 一応引き脚側も書…

「脚とエンジンのピストンって以外とにてる」

木曜分に長時間続けるのに回すイメージは向かないと書きましたよね。では通常、ベースとして考えるべきペダリングがあるはずです。 突然ですがこれを読んでるほど暇な人は、床にある重いものを持ち上げてください。次に屈伸運動をしてください。スクワットを…

「しかしながら回さないといけないときも〜」

ただし、力学的には常に一定の回転モーメントが加わっていることは理想的です。また長時間は続かないものの短時間であれば昨日も書いたように筋肉をフル動員することになるので、非常に大きな力を発生させることができます。 少し前に書いた、XC選手やピスト…

「力んではいけません」

回すペダリングと言うのは言い方を代えれば常に足のどこかに力が入っている状態です。しかしながらエネルギーや酸素の運搬、疲労物質(乳酸)の除去、つまり機械的ペダリングの効率とは別に人間の効率を考えなくてはなりません。人間の血液、特に静脈は心臓…

「人の足は回るのか?」

果たして人は「回すペダリング」を行うことができるのか?と言う疑問があります。 もう答えを書いてしまいましょう。 「できます」 しかし短時間しか効率よくできません。ここで言う回すペダリングとは一周のペダリングの中で全ての場所で円周の接線方向に力…

「ペダリング一般相対性理論」

楽しみにしてくだっさっている方へ本当に申し訳ないです。どうしても時間が取れなくて(主に自転車の練習、レース、遠征費調達のバイトなど)結局ほぼ2ヶ月やすんでしまいました。そのおかけで先日のシマノ鈴鹿ではチームロード(登録の部)10位、国際ロード…

「スプリント力はなによって決まるのか」

それでは鍛え方を考えて行きましょう。 何も考えずとにかくもがっけって? まぁ そうしたけりゃそれでもイイですがそれじゃおもしろくありません。 今日はスプリント力を分解してそれをつかさどっている要素を考えていきます。 ゴールスプリントにある程度限…

「どうして人はもがくのか」

まずレースにおいてスプリントが必要な場面を想定してみましょう。 集団でのゴールシーンに必要なのは当然です。しかし実は逃げが決まるような展開でこそ重要になってきます。もちろん山岳コースの山頂ゴールなんかであれば重要度は少なくなりますが…。 勝負…

「パフォーマンス向上月間」

さて。今日から再開しますよ「チャリンコ研究所」 パフォーマンス向上月間と題しまして能力を上げできるだけレースで上位を目指す方法についていろいろと研究していけたらと思います。(多分) そしてその第一回目はいきなりゴール前であれなんですが「スプ…

「休業」

まことに勝手ながら、7月いっぱいまで当「チャリンコ研究所」をお休みさせていただきます。なお内容や自転車についての質問は随時受けつます。今日のコメント欄の書き込んでください。(私に直接言っていただいてもイイですよ。)面白そうなものについては8…

「マイヨジョーヌ2」

ツールドフランスは普通に始まってしまいましたね。ドーピング事件についてもたくさんの有力選手がいなくなったにもかかわらず、フランスで応援している方たちは案外普通なようです。98年のフェスティナ事件を経験している人たちにとっては自分の応援してい…

「マイヨジョーヌ」

ドーピング事件がこんな風になるとは思いませんでした。「マイヨジョーヌ」に会のプロットを作っていたときにウルリヒの情報が入ってきて追ってバッソ、マンセボと予想文の中心人物たちが次々といなくなり全て書き直しということになってしまいました。この…

「ややこしくなってきました。」

ドーピング事件がこんな風になるとは思いませんでした。「マイヨジョーヌ」に会のプロットを作っていたときにウルリヒの情報が入ってきて追ってバッソ、マンセボと予想文の中心人物たちが次々といなくなり全て書き直しということになってしまいました。この…

「マイヨブランアポアルージュ」

まずは選手紹介。 星5 ミカエル ラスムッセン 星4 アレハンドロ バルベルデ、ダミアーノ クネゴ、イヴァン バッソ、ジルベルト シモーニ、 星3 ホセ ルハノ、フランシスコ マンセボ、クリストフ モロー、イバンミロ パッラ、イバン マヨ、オスカル ペレイロ …

「マイヨヴェール」

まずはこのタイトルを狙うであろう選手を紹介します。 星5 トム ボーネン、ロビー マキュアン 星4 エリック ツァベル、トル ハスホフト 星3 オスカル フレイレ、スチュワート オグレディ 大体誰が予想してもこれに近い感じになるのではないでしょうか。では…

「ツールドフランスとは」

「ツールドフランスって なに???」と思われた方。これ↓見て!http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=2789 またこのレースを7連覇して昨年引退した「ランスアームストロング」について当研究所第一の研究テーマとして1月27日から書いてい…

「世界三大スポーツ、ツールドフランス」

世の中というか日本よりヨーロッパはワールドカップ一色ですが。ワールドカップとならび称される世界三大スポーツの一つ。ツールドフランスが7月1日から始まります。今年はランスが引退し最初の年ということで誰が勝つのか注目が集まります。 そこでわがチ…

「TTTの走り方」

チームタイムトライアルを本気で走るためのテクニックとしてやはり大切なことは休めるときに徹底的に休めということでしょう。つまり後ろに下がったときできるだけ前の選手のスリップストリームに入る。そのため前の選手のできるだけ近くを走る、さらに風向…

「チームタイムトライアル」

「チームタイムトライアル」(チームロード)この種目が日本で行われるのは石川県で催されるされる内灘サイクルロードレース、シマノもてぎ、シマノ鈴鹿。主だったのはこの三つだけ。まぁヨーロッパでも頻繁に行われるレース形態ではないので日本ではこんな…

「タイムトライアルのフォーム」

今日はTTのフォームです。 今回自分の写真が取れないので友人のロジャースさんの写真(どこのロジャースさんでしょうね?。)(この雨で外に出れないので) まずは可能な限り体を前傾させます。もちろん前面投影面積を減らすためです。ちなみによく雑誌で前…