「スプリント力はなによって決まるのか」

それでは鍛え方を考えて行きましょう。
何も考えずとにかくもがっけって?
まぁ そうしたけりゃそれでもイイですがそれじゃおもしろくありません。
今日はスプリント力を分解してそれをつかさどっている要素を考えていきます。
ゴールスプリントにある程度限定していきましょう。私が日ごろ(?)提唱しているのは「速く走るためには重いギヤを速く回すこと」です。あたりまえなんですが一般の議論の中でよくでどちらか片方に固執しているので。スプリント力にも大いにあてはまります。ここで方向性が二つに分かれることはお分かりいただけるでしょうか?つまり必要な練習は1「重いギヤを踏めるようになる」2「ケイデンスを上げる」です。
次に実際勝負を分ける要素として二つの方向性があります。それは3「瞬間的な加速力」4「短時間範囲での持久力」です。競輪的に言えば追い込み型と先行型といえるでしょうか。
さらにこれらを踏まえた上で「シッティング」と「ダンシング」どちらも必要となります。
「フォーム」もよくしていく必要があるでしょう。全身の筋肉を動員できることはもちろん、状態を平行にして空力的に有利になる必要があります。何せ普通よりスピードが速いですから空力的なアドバンテージは大きくなります。