2006-01-01から1年間の記事一覧

「「飛躍」の年・・・達成できたと思います。」

いいとこでCMでひっぱってひっぱってするようないやらしい事しますよ。〔いやらしい子としますよ。と変換された。 ハァハァ・・・・・すいません。)ちょっとだけ総括チックなことかきましょうか。 まずは今年自転車の練習を開始した1月終わり。この研究所もスタ…

「チリンチリン」

重大な提案の前にふとおもっとことを。 少し前に「M-1]ありましたね。 そこで優勝したチュートリアルのネタは「チリンチリンがパクられた」ことでしたよね。 その後にちょっと思ったんですが「チリンチリンってなんのためにあるのかな?」ということ。 私は…

「それでも車道を走れない人はいる」

もちろん昨日書いたのは「提言」を最悪になるようにシュミレートした、いわばかなりマイナスの極限に近いものだったかもしれません。しかしそうなる可能性は多分に含んだ内容だと思いませんか?走行禁止車道は誰が決めるかといえば多分警察でしょう。私は結…

「もっとも危険なのは「歩道と車道の境界」」

「提言」のとおりになるとどうなるのでしょうか。 まずは今以上に公然と歩道を通行する自転車が増えるでしょう。また考えたくはありませんがわれわれのような高速走行可能なスポーツバイクユーザーによる危険な歩道走行も増えるかもしれません。特に車道が危…

「「車密度」ってデータあるのかな?」

では実際に現在の日本で歩道を完全に禁止することはできるでしょうか? 難しいのかな〜 それにはまず自転車のことを少しでも考えた道路が少なすぎます。それは例えば自転車道が整備されてないというのだけでなく、道路の幅が狭すぎて車だけでいっぱいいっぱ…

「ちなみに私人生約20年ママチャリ所有したことありません」

まずはわれわれロードレーサーにとって自転車は移動の手段であると同時に競技を行うための道具でもあります。私たちは体力もありますし自転車の性能もあり30キロ以上のスピードが出ることは普通です。 マウンテンバイカーもロードバイクほどではありませんが…

「歩道は歩行者のもの絶対不可侵」

何から書いてイイやらさっぱりでございます。 まず今現在歩道は自転車通行可の表示がある場所だけ自転車は通っていいことになってます。しかしながら現状は特にママチャリを中心にどこの歩道も自転車が普通に走ってます。 そのことによって自転車が加害者と…

「自転車が歩道を走らなくちゃいけなくなる!?」

一ヶ月以上も放置してしてしまい申し訳ありませんでした。 ロードレースのシーズンも終わりオフだから毎日かけると思ったら、後回しにしていた勉学やレポートなどがこれでもかと押し寄せてチャリンコの研究どころではありませんでした。今回はどうしても研究…

「土井選手ありがとうございました」

とりあえず土井選手に聞いてきたことの概要はこんな感じです。 とても参考になる話をいろいろしていただけました。 また機会があったらいろんな人にインタビューしていきたいと思います。 今回のテーマはかなり好評なようなので少しの間(数日?一週間くらい…

「第四回『レースは最高の練習場』」

O:最後にこれから冬の過ごし方について教えてほしいです。 土:わかりました。 O:僕は今学生なんですけどどうしても期末試験等のせいで1月はほとんど乗れなくなってしまうと思います。そのぶん2月3月はまるまる休みなんですけど。それと来年まず最初の目標…

「第三回『勝ちたきゃ登るな』後編」

土:もうひとつあるんですけど。『登りも強くなりたい』って思ってませんか? O:思ってます! 土:勝ちたければ『のぼり』のことは考えないほうがイイですよ。まして登りのための練習なんてしないほうがイイです。 O:え!そうなんですか! 土:それなりに…

「第三回『勝ちたきゃ登るな』前編」

土:そういえばBR3で11位ということはレースで何度か勝ったこととかもありますよね。 O:恥ずかしながら今までロードレースで一度も勝った事ないんですよ。 土:原因ってわかりますか? O:だいたいわかっているつもりなんですけど。僕は平坦のゴールスプリ…

「第二回『死んでからいじめ抜け!』」

O:チームメイトにBR1でもコンスタントに完走するOくだ選手と言う人がいるんですが 土:知ってますよ。ヒルクライム強いですよね〜 O:あっ、ご存知なんですか。でなんですがOくださんヒルクライムTTではとても速いんですがやはりトップチームの人たちはロー…

「第一回『距離への対応』」

ONIX(このあとOと書く):練習について教えてもらいたいんですけどイイですか? 土井(土と書く):いいですよ。 O:今年実業団のBR3で年間ランク11位で終えることができ、来季はBR2かもしかしたらBR1へ上がれるかもしれないところにいます。また鈴鹿の国際…

「ONIX対スキルシマノ土井、対談」

サイクルモード大阪で昨年は当時シマノメモリーコープの今西コーチにペダリングについてファンライド誌のDVDを題材にいろいろ聞く事ができました。 今年どうしても聞きたかったのがBR1を目指しそこで十分に走れるようになるための練習についてです。 そこで…

「D社はいいよ〜(なんちて)」

サイクルモード大阪が近いですね〜 私も新しい試料を求めて乗り回そうと思ってたんですが・・・ 私イタリアの有名なD社のブースでスタッフとして常駐することになりそうです。 多分土日両日ともほとんどそこにいると思いますので気軽に立ち寄ってくださいね…

「使えるもんは使っちまえ」

スラムは堂々とシマノのチェーンホイールとスプロケットとチェーンに対し互換性があるといっています。 ちなみに私は自己責任でカンパスプロケットのホイールを使ったことがあります。結構いけます。(自己紹介の写真のギブリがそうです。) 「最初から負けを…

「なんかロボットぽい」

そのほか変速性能をまずは書きましょうか。 思ったよりもしっかり決まってくれます。レスポンス、確実性はアルテグラにたいしてはほぼ同じでしょう。 変速性能はスプロケットの歯の形状とディレイラーの剛性と精度によって多くを決められますが、スラムのわ…

「一言で言えば『もっこり』」

ハンドルやレバーブラケットの握り心地は最近「STIハンドル」がはやっているようにパッケージで考えなくてはならないと思います。 それを踏まえ「スラム」のブラケット&レバーの特徴とインプレを書きましょう。 ブラケット形状はまぁ「カンパ」のイメージで…

「スラム ライバル インプレッション」

今回のインプレッションは短時間でそれほど強度も上げず確認走行のみといった感じです。シルベストサイクル梅田店の協力によります。私はシマノ「アルテグラ」ユーザーですのでその視点から見ているとお考えください。カンパニョーロについてはほとんど操作…

「それだけでサスペンション」

振動と衝撃はまた別物と思ってください。 衝撃を吸収するには構成物自体の弾性に頼ります。つまり「しなり」で吸収するのです。もっとも有効なのはMTBのサスペンションです。ばね、または空気とエラストマーやオイルの弾性で衝撃を吸収してしまいます。 しか…

「バイブレーション」

波というのは干渉し合います。つまり違う波長波形の波がぶつかり合うと打ち消しあったり、強め合ったりします。振動も波です。 一般に使われているカーボンマテリアルは複合材料に分類されます。それはカーボンの繊維とプラスチック(レジン)の2種類のマテ…

「超高弾性カーボンは鮎釣りのために生まれた」

どうしてカーボンの振動吸収性がいいのか。しかしながら実は非常に振動を伝えやすい材料でもあります。カーボン繊維は実のところ釣竿、特に日本の「鮎の友釣り」のために大きく進化しました。10メートル近いさおを自由自在に操るため現在では300グラムを下回…

「思うがままに作れちゃう」

カーボン製のバイクの魅力。それは軽さであったり、振動吸収性であったり、耐久性であったり、いろいろありますが私が思うカーボン最大の魅力は「創り手の好きなように作れる」と言うこと。言い換えればわれわれ使用者のほしい物を作れると言うことです。 前回…

「CRI ONIX Mt’富士スペシャル」

実は先日実業団富士ヒルクライムを登ってきましたよ。まぁどう考えてもあれは自転車でのぼるみちじゃござません。いちおうスプリントが得意な私にはマジきつすぎです。それでもランキングで上位につけてるので出ないわけには行かない。でも体は完全に前日の…

「きみもデローザキングを作れちゃう かも?」

後は↓のページの説明を読んだ後最下段のムービーを見てください。http://www.cyclingtime.com/pr/derosa/02making/index.htmlいくつかの部品に小分けして作って専用の接着剤で形にするのが最も一般的です。 なかには前三角、チェーンステー、シートステーと…

「カーボンバイクの作り方 その2」

こうやってできたグラファイトの繊維ですがこのままではフレームの形にはなりません。カーボンを使うほとんどの製品。例えば釣竿からラケット、F1や飛行機、スペースシャトルにいたるまで、そのほとんどは「プリプレグ」とよばれるシート状のものを作るとこ…

「カーボンバイクの作り方 その1」

最初は皆さんが一番知りたいであろうカーボンについて。 カーボンてなに?ってところから入りましょうか。 一般に自転車で言うカーボンとは「グラファイト繊維強化樹脂」のことです。まぁ名前だけ聞いてもわかんないでしょう。まずは「グラファイト」とは黒…

「私の学科「先端マテリアル工学科」」

さてさてペダリングシリーズが一段楽したところで今日からは機材の話。特に私の専門としているマテリアルから見た自転車というものを書きたいと思います。 私は元来、工業製品の性能の向上はそのほとんどをマテリアルつまり材料が担っていると考えています。…

「私のベストは244回転」

さて回転数を上げていきましょう。 といってもここでも分かれ道があります。短時間か長時間、ダッシュかキープです。これはペダリングの回の最初のほうに書いた、「回すペダリング」「まわさないペダリング」の違いでもあります。 まずダッシュのほうから行…