「第一回『距離への対応』」

ONIX(このあとOと書く):練習について教えてもらいたいんですけどイイですか?
土井(土と書く):いいですよ。
O:今年実業団のBR3で年間ランク11位で終えることができ、来季はBR2かもしかしたらBR1へ上がれるかもしれないところにいます。また鈴鹿の国際に出場しメインの集団で完走することができました。上のカテゴリーに上がる、またBR1を目指すうえで鈴鹿程度の距離であればいけそうな気がしますがBR1のレースは距離が鈴鹿の倍ですよね。この距離への対応が不安なのですが。
土:BR1のレースの距離に対応できる練習についてですね。3時間全開で走ってください。
O:3時間全開ですか。
土:ハイ。BR1のレースの時間ってだいたい3時間前後なんですよ。今はBR3と言うことなので1時間くらいですよね。すると体や練習もその距離で全力が出せるようになっていると思います。それを3時間で全力を出せるように練習していきます。
O:つまりレースでがんばらなくてはならない時間を練習でもがんばらなくてはならないんですね。
土:当然ですが練習でできないことは本番でもできないですからね。もしこういう練習ができるのであればBR1でもそれなりに走れると思います。実際はBR1でもどのあたりを走りたいかによって変わってきます。BR1でも勝負をしている選手は20人くらいしかいないんですよ。そこに加わりたいのであればさらに質の高い練習をしないといけません。
O:ではその3時間全開練習の頻度はどのくらいすればいいでしょうか?
土:そうですね〜。その時々なんですが週の半分くらい三日か四日くらいはやったほうがイイですね。あとは回復走や休みを入れてって感じで。


明日につづく?