2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「けいはんな戦略1」

けいはんなでは私は無理してU23にでました。U23はC1と混走だったのですがこのC1のメンバーが新しく結成されたマトリックスや前回優勝者の三船雅彦選手他そうそうたるメンバーで、さらに私自身西チャレをDNFで終えていた上筋肉痛だったので、、、まあとにかく…

「リッツでの戦略2」

まず最初に動いたのは3週目。このときのレースは3週ごとにポイント賞がついていました。ポイント周回のバックストレートでのアタックした選手に反応しました。といってもポイント賞は特に狙っていませんでした。この時行ったのは自分の足がどの程度回るかの…

「リッツでの戦略1」

とにかくこのときは表彰台に乗ることが目標でした。戦略も勝つための戦略です。以前書いたようにこの日のためにゴールスプリントの実戦トレーニングは積んでいました。ですから最後は集団ゴールスプリントになることを狙っていました。 まずポジションで意識…

「スリーアウトチェンジ」

まずはコーナリングから加減速をしないブレーキをかけない両方ですがコーナーを「アウト・アウト・アウト」で曲がるんです。一般的に理想のコーナリングは「アウト・イン・アウト」ですが自転車の場合集団で走りますからなかなかこの原則どうりにはいきませ…

「早くゴールするためには速く走ろうとしないこと」

昨日テーマは疲れないことと書きました。対策を考えるとき最も有効なのは疲れる行動を調べることです。けいはんなでもリッツでもそうですが、当たり前なのは集団を引かないことです。だからといってずっと集団の中にては消極的過ぎますし周りの人にも悪いで…

「レースタクティクス」

今年の開幕戦も終わったことですし、これからどんどんレースシーズンに入っていきます。そこで今週は私がレースでなかなか有効に使えた戦略やテクニックを紹介しましょう。主に去年の秋リッツと今年先日行われたけいはんなで実践したものを紹介します。 どち…

「経験値が30増えた、レベル16にアップした」(ファンファーレ)

日本語的に感(経験)の向上というのはちょっとおかしいですね。とにかく経験をつむということです。 皆さんちょっと考えてみてください。自分の周りに練習では必ず勝てるのにレースではどうしても勝てない人とかいませんか?反対に練習ではいつも負けるのに…

「ラボーナやりかた」???

技術の向上。これが一番困ったものです。これはとにかく時間がかかるのです。ただ一度身に着けてしまえば長い時間保たれるものでもあります。 技術、テクニックを身につける方法はとにかく練習あるのみ。それもとにかく反復練習です。 少し自転車から離れ他…

「体力の向上とは」

一番わかりやすいですし自転車選手の最も取り組まなければならない部分ですね。 一口に体力の向上といいましてもいろいろあるのですが、まず頭に入れておいてほしいのは体はなぜ能力を向上させようとするのか。本来意思とは関係なく体にしてみれば別に「レー…

「ONIX的 能力向上理論」

まず今日は私なりに人間の能力を向上させる要素をいくつか考えてみました。 1体力の向上 2技術(テクニック)の向上 3感(経験)の向上 スポーツをしていて強くなったといわれるということはこれらのどれか、またはいくつかが向上したときのことです。そ…

「強くなる方法」

「強くなる方法」と書きましたがそんなことがわかれば誰も苦労しません。それにスポーツする楽しみも半減してしまいます。 ではなぜこんな題名をつけたのか。それは例えば「とにかく練習すればイイ」と考えてやっている人に、もう少し頭で考えれば強くなれる…

「可動範囲2」

可動範囲の選択にはペダリングスキルも考えるべきだと思います。というのはやはり脚に優しいという視点から考えると可動範囲は広いほうがイイのですがペダリングスキルの未熟な人が使うとアンクリングの原因になったり、よいペダリングの習得に時間がかかっ…

「可動範囲1」

稼動範囲の広いものと狭いものどちらがいいかというのは結局は好みなんですがそれでも走りのスタイルや走る距離によって脚への負担軽減と効率のどちらを優先するかで大体向き不向きはわかってきます。 最初に少し遠回りした視点で考えてみてください。まずな…

「軸間距離」

軸間距離が違うことによってまずは効率が違ってきます。物理的理想だと力を伝える力点は回転軸に近ければ近いほどいいはずです。 しかし実際は例えばペダルから2センチも離れている旧ルックのようなペダルを好んで使う人は多いですし、私も以前はルックユー…

「ペダル」

今週はペダルについて考えていきましょう。 なかなかサドルなどについでこだわる部分でもあるペダル。人間の足が発生させた力を自転車に伝える非常に重要なパーツです。またこれがうまくフィットしていないとひざをやられたりペダリングが悪くなったりなど慎…

「友達何人できるかな?」

例えば陸上競技の練習するのに学校のクラブか何かでない限り10人20人集まって練習することなんてないですよね。 自転車はトップのレースではチームプレーの要素が高いですが我々レベルだとレース形態は個人戦です。言ってみればマラソンなどと同じく一斉にス…

「私にも買える、プロのマシン」

自転車は機材スポーツの中でトッププロ選手と同じ機材を使うことのできるかなりまれなスポーツといえるでしょう。またそれを少し(かなり?)がんばれば普通に店先で買えてしまうのです。 またエンジン等動力を使わないスポーツの中で最も道具への依存度が高…

「体に優しいスポーツ」

世の中にはさまざまな種類のスポーツがありますがそのなかでも自転車ははかなり長期的にできる種目のひとつです。例えば私の所属しているチームには50歳前後のレーサーが何人かいますし普通に琵琶湖2周してしまう人もいます。(ちなみに私はやろうとしてでき…

「自転車は人類最速の乗り物」

自転車という道具は使っているものの動力100%人間です。それでもホビーレースであってもアベレージスピードは時速40キロ前後。くだりが長いコースなら最高70キロを超えることも珍しくありません。ツール優勝クラスのチームTTなんか毎回60キロ近いスピードが…

「ストラテジー」

最も戦略的なレーススポーツこそ自転車です。レース中、練習中これほどまでに考えることが重要なレーススポーツは他にありません。 例えば相手の選手と協力して逃げたり、前を追ったり。はたまた急に敵同士になって逃げられたり。これは他のスポーツではまず…

「キングオブレーススポーツ」

今週は自転車の魅力や特徴、他のスポーツと比較して優れている点などONIXなりに考えてみようと思います。 実はなぜ私が自転車を始めたのか、というところでもあります。もともとスポーツ全般に興味があった私が総合的に見て最も私に合っているとして選んだス…

「一番いいタイヤってどんなタイヤ?」

グリップのテーマで一番書きたかったのは当たり前といえば当たり前なんですが、後輪りんより前輪のほうがブレーキがよく聞く所為についてでした。しかし他と比べちょっとややこしいのと私が工学部のくせに力学が苦手なのと、本業の練習のペースを上げてきて…

「カーブでブレーキ。ドリフト走行?」

今回はカーブを曲がっているときにブレーキをかけるとなぜ滑り出してしまうのか考えていきましょう。考え方はコーナリングちゅうかかっている2方向の力に分けて考えます。 それではまず図の説明をしていきましょう。黒い曲線の方向に曲がろうとしている状況…