「軸間距離」

軸間距離が違うことによってまずは効率が違ってきます。物理的理想だと力を伝える力点は回転軸に近ければ近いほどいいはずです。
しかし実際は例えばペダルから2センチも離れている旧ルックのようなペダルを好んで使う人は多いですし、私も以前はルックユーザーでした。
このような軸間距離が離れたペダルでも有効に使える要因は…
私もわかりません。!
プロ選手や周りのサイクリストからペダルとライディングスタイルの関係を調べていたんですが全く共通する特徴は見られませんでした。
ただ勝手な推測ではペダリングで入力される力がクランクの描く円に沿っていない、しかしエンジンのピストンクランクのように一方向にしか加わらないわけでもない、人のペダリング独特の運動が要因であることは間違いありません。全く答えになってませんね。つまり純粋な「効率」ではないのだけれど軸間距離が離れているからこそより高い比率で伝わるエネルギーがあるのだろうということです。
そのほかそれぞれ特徴を挙げていくと、まず軸間距離が近いペダルは上にも書いたとうり基本的にはより効率的になります。次に遠いペダルはかかとが落ちにくいというのはあります。また軸間距離が遠い分、下死点が上がるわけですからサドルを高くすることもできます。
ここできになるのはどのペダルが遠くてどれが近いの?ということですよね。詳しい数字は忘れましたがわかる範囲で番付けして見ましょう。
1旧ルック2ルック・ケオ(スプリント、クラシック)3ルック・ケオ4シマノSPD-SL5タイム・インパクト6タイム・RX7シマノSPD-R
ほかタイム・エキップ・アタック、シマノSPD、カンパニョーロ・プロフィット、スピードプレイ、クランクブラザーズ、Xぺド、キーウィン…はデータが全くないのでわかりません。
ちなみに私はケオ・スプリントです。