「CRI ONIX Mt’富士スペシャル」

実は先日実業団富士ヒルクライムを登ってきましたよ。まぁどう考えてもあれは自転車でのぼるみちじゃござません。いちおうスプリントが得意な私にはマジきつすぎです。それでもランキングで上位につけてるので出ないわけには行かない。でも体は完全に前日のスピードウェイ用に仕上げている。ということでやれるだけのことはやろうと思い、やってみました。
それがこの「CRI ONIX Mt'富士スペシャル」でございます。


まずはタイヤとホイール、ここを軽量化するのはもう定石ですね。145グラム(実測158)のヴィットリア「ウルトラスピード」正直使うのが怖いくらいぺらぺら。そして写真ではわかりませんがチューブも「エヴォ55」とういうこれまたリスクバリバリの軽量チューブです。またホイールも市販のアルミリムでは最軽量のアメリカンクラシック。これで足回りはクリンチャー最軽量と言っても過言ではないでしょう。タイヤとチューブで普段から片方につき100グラムの軽量化ができました。

つぎにこれシングルギヤでございます。この工作をしているのは各カテゴリーあわせて私を含め3人。有名な村山選手とBR2優勝の牛見選手です。アルテグラのアウターチェーンリングは100グラム程度あります。

次はこれ、地図と勾配表です。それなりにペース配分できたつもりです。まぁ考えてる余裕のない時間が長かったのもまた事実でございますが。初めてのレースでタイムレースですから効果はあったと思います。

極め付けがこれ、どのカテゴリー見ても多分これをやったのは私だけ。でも意外と大きいんじゃないかとも思ってます。そう重いギヤを省いた5段変速となっております。ベースとして16~27Tのジュニアギヤの軽いほう3枚セットを使います。このレース使うギヤの98%はこのギヤですから。このセット17〜22までは一体型となっているの他のスプロケ19T15Tを持ってきてこれで5段変速。あとは付属のスペーサーをたくさん仕込んで一番軽い11T をかまして固定すれば出来上がり。200グラムの軽量化が見込めるのですよ。
全て回転パーツ500グラムの軽量化はきっとタイムに現れているはずです。