「クリートその2 左右と角度」

クリート位置について、これだっていう理論を持ってる人っているんですかね?元シマノレーシングの住田さんはとりあえず前出せって言ってるし、宮沢選手のクリート位置はかなり後ろだし。
そんなこといってもしょうがない。ないなら自分で考えなきゃ。
というわけで、まずは左右から。左右はQファクターとか言う奴とほぼ一緒だと思ってもいいかな。バイク中心線からどれだけ外に出てるかって事です。まずバイクの視点から言えばQファクターはとにかく狭いほうがいいでしょう。そのほうが踏力の横向き成分(ウィップを起こす力)が少なくなります。足の視点から見れば理想的には脚がペダルに対し垂直になることが一番だと思います。ペダル、クランク、ギヤ…に対し一直線に入力することがバイクに対して最も効率がいいはずですから。
ということはクリートの左右が何に左右されるかと言いますと、大腿骨の付いている幅だと思います。先ほどの二つの視点ですが基本的には二つ目の人間の足優先のほうが故障も少なくなるでしょうしいいと思います。するとやっぱり178センチくらいの人が最もポジションを出しやすくなりそうですね。小柄な方は目いっぱいクリートを外につけても脚の幅よりペダル位置が広くなってしまいます。逆に大きい人にはペダルシャフトにワッシャーをかましてペダルを外に出さないとポジションが出ない人もいるようです。
次に角度なんですがこれはここで「こんな角度が言い」とは言わないほうがいいと思います。また可動クリートをお使いの方はそれほどシビアでなくても言いと思います。もうかれこれ4年近く固定クリートしか使ってないんでそこら辺はよくわからんのですが。
幅と角度で最優先される事項は足を痛めないことです。例えば100キロ走れば20000回転近くペダルを回すわけで、それをすべて斜めだったり変にねじれた形で行ってしまえばどこかの間接や健を痛めてしまうでしょう。また人間の脚の長さや足の大きさや形など左右で微妙にでもほとんど誰でも違うはずです。すると左右の脚でクリートポジションも変わってきて当然です。私も左のほうが少し開いています。左右のクリート位置と角度については効率云々よりまずは脚を痛めないポジションをじっくり見つけることです。
それがめんどくさい、どうやってもダメという方は左右も角度も動くTIMEのペダルを使ってね。