「バイクは欧州人のために、でも自転車競技は?」

ではでかいほうがいいかというと、確立とか歴史とかの問題になります。まず欧米は全体の平均身長がでかいわけですよね。たとえば体重別階級があるスポーツの軽量級では日本は活躍できますよね。単純に才能ある選手や競技人口はその地域の平均どうりに分布します。種目で差はあれど他との比でいけばたいさないはず。アメフトだってきっとプレーヤーの平均体重80キログラムまで!とすれば日本はアメリカに勝てるはず。この体重なら日本はトップ選手でもアメリカは下っ端ですからね。(というかポジションによってはNFLにはいませんたしか)話を自転車に戻します。ロードレースだって身長1700?くらいまでで世界選手権とかやれば優勝争いができるかもしれません。まぁベッティーニクネゴ、レベッリン有するイタリアはやはり強いでしょうが。オランダ代表は中学生とか小学生まで出てきそうですね!?
バイクについてはどうなんでしょうか。もし自転車ロードレースが日本発祥であれば例えば車輪系は650cや600cが一般的になったかもしれません。すると困るのは大きな選手ですよね。バックステッドが600cなんかのバイクに乗ったらまるで小径車。不安定でバヴェなど走れたものじゃないかもしれません。現在の日本人と真逆のことで困ることになると思います。
しかしこの基本を覆す方法もあります。例えば日本で人気のスポーツの野球や柔道です。人気が出れば体格がよくかつ才能のある選手が現れる確率も高くなります。日本のプロ野球の平均身長は1800くらいだそうです。

もう一つ自転車は欧州データからは確かに1800で1780なんですが、単にそのくらいの身長の人が多いから確立もそうなっているだけ。優勝者平均のほうが低いということは、欧州選手の中ではむしろ小さい選手のほうが勝率が高い。もちろん脚質的な体格の向き不向きも考えれば、身長が小さいことはバイク的に不利でも競技的にはそうでもないのかもしれません。