｢曲がる前には変速を｣

楽に加速するには最適ギヤで加速すればいいのです。
はい。
それだけです。
…
それだけなんですけど癖になってないと意外と忘れがちです。それと変速するタイミング。
あるカーブの立ち上がり、隣の選手はわりと必死にダンシングで加速しています。でも私は余裕を持ってシッティングで加速します。これは力の差によるものではありません。ちなみにこのとき私は二回ほど変速していますが隣の彼は変速しませんでした。
コーナーは進入前にブレーキングするか、しなくても脚を止める分速度は落ちるのでそれまでに使っていたギヤは重過ぎるわけです。具体的にいいますと時速４０キロで９０ｒｐｍとなる５３×１５Ｔから、３０キロで曲がれたカーブの立ち上がりでは同じギヤではおよそ７０ｒｐｍになってしまいます。そりゃダンシングでがんばって加速しなくちゃいけませんよね。そこを曲がる前に１９Ｔまで変速してやれば９０ｒｐｍ近いところになります。そして９０~９５ｒｐｍ付近で加速しながらまた１５Ｔまでシフトアップすれば、がんばって重いギヤ踏むよりダメージが少なくてすみます。
で、大事なのがいつ変速するかなんですね。コーナーより前に変速してくださいよ。コーナー中は足回せませんし、コーナー後では変速してる間はありませんから。具体的にはコーナー前に惰性で減速してくようなタイミングでしょうか。