「いいのか悪いのか独自規格化」

最近のフレームはどんどん一般規格が合わなくなってきています。
フォーク。リドレー、ピナレロスペシャ、…思いついたのを上げましたがこれらはヘッドの上下のベアリング径が違い、下側は1.1/4になってます。さらにトレック、キャノ、タイムも独自規格、構造を採用して、他メーカー他モデルのフォークが流用できなくなりました。
次にBB&クランク。ピナレロは一時期独自規格でしたが戻りましたね。キャノのホログラムクランクは確かそれしかつかなかったのでは? トレックも通常のBBを使用しない構造になりました。スペシャも独自のBB&クランクを作っていました。タイムもクランクを作っていました。BB規格はどうだったかな〜。
シートポストはインテグレーテットを除いても独自径であったり翼断面のように独自形状だったりすることは数年前からされていましたね。
フロントディレイラーの台座は上位モデルではいまや直づけが当たり前。タイムのステムや、スペシャのステム一体ハンドル、なども
トレックとボントレガーやBMCとイーストン、などフレームメーカーとパーツメーカーがそれぞれ最適化させながら作ること増えてきましたね。
性能的には自転車の全体を見て設計するのはいいことでしょう。全体に同じクオリティーで作れますし剛性や重量の最適化も可能です。
ただいざ壊れたときの対処に時間がかかったり、パーツ選びの楽しみもないですし、例えばリスクバリバリの超軽量マシンなんかも作りにくくなってしまいます。
大きなブランでないと難しいですから将来的にこの方向に進めばメーカーの淘汰も進むでしょう。現在でもこの流れの中心は大規模アメリカンブランドですからね。