「ちっさくたって負けない」

日本に限らず大柄な選手は平地に強い場合が多いですね。なぜでしょう
まず一昨日日本人は小柄だと書きました。その上短足。身長170センチくらいまでの選手の場合はどうあがいても上死点では膝が腰の高さ近くまで上がってきてしまいます。
これは昨日の話しでは「パワーエアレジスタンスレシオ」にとって不利です。
対して例えばランプレのアレッサンドロバッラン選手。彼のサドル‐BBの距離は830?もあります。するとたとえ180?のクランクを使っていたところで膝の上がりは微々たるもの。また大腿の可動域も狭くてすみますから高回転域のペダリングもしやすい。すると結果きつい前傾フォームでも効率のいいペダリングができるのです。
じゃぁ日本人はみんなクライマーになれと?少なくとも私はいやです。登りきらいだもん。
そこで努力して改善しなければならないのです。例えば歴代4位のスピードで平坦のTTを征したライプハイマーは174センチでしたっけ?172センチでしたっけ?TOJ大阪ステージを勝った宮沢選手は165センチ。ベッティーニとレベッリンは169くらい。
我々にだって可能性はある。
明日はその可能性を広げる方法を。