「世界と戦える日本になってほしい」

今回の熊野。私のチームも半分無理やり入れてもらってBR1のレースにチームエントリーさせてもらっていました。そこでわがチームからも5人が完走扱いで二人が完全に完走しました。また総合時間で一人22位に入りました。その方もシルベストサイクルのスタッフなんです。サポートするという面目でしっかり観戦させてもらったんですが。驚いたのがフルタイムワーカーで構成される普通のクラブチームや学生(鹿屋体育大学)の活躍でした。これらのチームが自転車に乗って生活しているプロ選手とほとんど互角にレースをしているのを改めて感じたんです。
ここでただアマチュア選手をすごいなーと思うのではなく、もうちょっと日本のプロ選手はがんばらなきゃならないんじゃないかと思ってしまったんです。つまり練習環境なども違うんだからもっと実力差を見せてほしいと思うんです。ヨーロッパのトップレースならほとんどのチーム入りたての若手は完走がやっとといった感です。アマチュアは全く歯が立たないんじゃないかと思います。例えば日本のトップ選手がヨーロッパへ行ってもアマチュアの市民レースですらどっこいどっこいという感じがあると思います。日本のBR1とヨーロッパのBR3クラスがどうレベルというのはちょっと寂しい感じもします。
(集団で走ればかなり楽をできる自転車の特徴もありますし、プロツアーのレースでもアベレージは40キロそこそこなんである程度の実力差があっても走れるのが自転車なんですけどね。)
逆に有望なアマチュア選手がたくさんいるのだから日本のプロの環境がもっとしっかりすれば日本の未来は明るいと見ることもできるかもしれませんけどね。


それでも普通にBR1の走りは異次元でした。わたしはへぼBR3でぜんぜん努力もしていないので純粋にプロ選手はすごいと思うんですけどね。