「ステージレースを走りきるために」

当たり前ですがステージレースとワンデーレースの違いはその日数です。これに対応するために特別にやらなければならないのが徹底した体のケアです。つまり疲れを翌日に残さないことが非常に大事です。例えばヨーロッパの3週間にわたるステージレースを走る選手たちは、レースが終わったあとは食べてるとき以外ずっとマッサージをしています。ミーティングは二、三人は裸で寝ながらですからね。また熊野のレースを走るBR1のとりわけトップチームはレースが終わってまず初めに食べてました。みんな吐きけがするくらい走っているはずなのによくあんなむしゃむしゃ食べられるな〜と、こなんなところでもプロを感じてしまいました。
そこで私たちです。さすがにそこまで徹底はできませんでしたがそれなりのことはしました。私の場合はやはりすぐに甘いものを食べることを意識しました。のどを通らないときはカロリーメイトのドリンクやゼリーを取りました。プロテインは用意が難しいので直後はアミノ酸の顆粒を。宿に戻ってからは炭水化物中心の食事をしっかり取りプロテインも飲みます。またダイナソアさんからチームにスポーツバルムのマッサージオイルの支給がありチーム員みんなでマッサージしあいました。(男同士、あ〜んなところや、こ〜んなところをもみ合って、「あ〜」とか「う〜」とか「うっ」とか言ってましたね〜)
普段レースの後はほんとに体がだるくなり1、2日は完全に休むんです。やはりこれだけでも結構違っていました。第二ステージ第三ステージと、やはり疲れ方が断然少なかったのです。第三ステージは確かにかなり疲れがありました。それが落車を引き起こしたともいえます。それでも何も準備していなければ集団についていくこともできなかったんじゃないかと思います。
結局疲れが完全に消えてなくなるわけではないので、今週は三日分の疲れでヘロヘロでしたけどね。