「2,30メートルは滑ってました」

昨日はなんか感情のまま書いてしまった感じで文章もグダグダだし研究者としてあまりよくないですね。とにかくすばらしいレースだったってことです。

さて今日はちょっと反省会じみた内容になると思います。結果のほうに書いたように第2ステージ第3ステージと落車してしまいました。今回レース中に落車したのは初めてでした。今回はその原因について分析し、次につなげたいと思います。
まず第2ステージの落車の原因です。この日はかなり雨が降っていました。そのためタイヤの空気圧は普段より下げてありました。次に雨だと視界が悪くなります。サングラスはしていましたが目には流れてくるしすぐ曇るしでいい状態ではありませんでした。その分周りとの距離感には注意していました。ただ集団全体では雨が降ることで皆が安全運転を意識して意外と落車が少なくなることもあります。実際雰囲気としてコーナーなどで危険な走り方をする選手は居ませんでした。ですからある程度の対策はしていたつもりです。

落車の原因はキャットアイをふんずけたことです。道路のライン上で反射させるアレです。全く予想できず気づいたときにはアスファルトを滑っていました。なぜこうなってしまったのか。実は前兆がありました。パレード走行で市街地を走っているときチームメートが同じくキャットアイを踏んで落車しました。幸いスピードも遅くすぐに復帰して上位でゴールされていました。さらに何度かレース中もキャットアイのある区間を走行していました。それだけ危険がわかっていればまずライン上を走らなければよかったのです。にもかかわらずどうして踏んでしまったか。まず集中力がなかったことでしょう。原因は第1ステージの疲れと雨です。またトンネルを抜けた直後で自分がコース上どこを走っているかをはっきりと把握していなかったかもしれません。次に純粋な公道を走った経験が少なかったことです。過去3度しか公道のレースを走ったことがありません。ですからコース上に普通に障害物がある危険性を軽視していました。もう一つはあまり挙げるべきでないのですが先頭付近を走っている人の注意がなかったことです。レース中は暗黙の了解として先頭付近を走っていて視界がいい人は危険を集団の後ろに伝えるようになっています。(もし自分が先頭だったらという話です)もちろん人のせいにするつもりはありませんし逆に私の後ろの選手には迷惑かけてしまいました。誰も巻き込まれなくて幸いでした。