「包み込むように握れます」


なんかぼこぼこしてるのわかります?
これはバーテープの切れ端をはさんで巻き込んでいます。
やはり人間の手は純粋に丸い棒を握るようにはできていません。丸っこいものを指と手のひらで抱え込むようなそんなかたちをしています。そこでドロップの最下部のしたっかわを膨らませました。またベンドしている部分にも積めて少し太くしています。
太さについて私の考えはある程度太いほうがイイと考えています。テニスやバドミントンなどのラケットを使用するスポーツでは、一般的に細身はパワースピード重視、太目はコントロール重視とされています。自転車では特に安定性、とりわけ私はダンシングのときにハンドルから手がぶれないことを重要視しています。そのためゲル等のクッション剤は入れず薄めのバーテープで中に詰物をして太くしっかり巻くようにしています。衝撃はグラブで緩和するように考えています。
グリップを立体的にすると手がすべることなくとても安定します。(ゴルフでガングリップが禁止されているのもこのため)
なぜパテにしていないかといいますと、パテにしてしまうとSTIレバーが抜けなくなってしまうからです。
これも効果ありますよ。