「対策1」

一つ目は前乗りにする方法。
大体アリオネの先っちょに座るとこんな感じなります。実際前に座るとその分サドルを上げなければいけないのですが撮影のために時間をかけて出したポジションはいじりたくないので軽く腰を上げるようにしています。
これは言ってみればTTの理論です。TTではサドルを前に出しさらにさきっちょにのる選手もいます。極端なのはDHバーに上体を預けることができるからなんですけどね。すると太ももが上死点でもそれなりに角度を保ち上体を前傾させても一定の角度が確保されます。
明日の写真と比較してもらえばわかりますが太ももの地面との平行度は全く違うのに上体との角度はほとんど同じです。
これなら窮屈にならず上半身も自然な感じです。今西コーチ曰く重量挙げの選手のように胸を張って骨盤を寝かすようにすると筋肉の緩むところ張るところがうまくでき、効率よくペダリングできるフォームができるそうです。まあ考えてみてください。重量上げなどしなくてもスクワットだって背筋を伸ばしてやりますよね。