「前後位置」

後ろ乗り前乗りどちらがいいかは人それぞれです。私がこの考え方にいたったのは、バイシクルクラブの今中大介さんとファンライドの今西尚志さんの雑誌に掲載されていたフォーム、そしてペダリング理論を比較したときサドルの位置とペダリングに今回紹介したような違いが見られました。
今中大介式は後ろ乗り。AB重視のペダリング
今西尚志式は前乗り。CD重視のペダリング
明日から上体の前傾について書きますがここでも両氏の骨盤の立てる立てないの考え方が出てきます。これについても私なりに正反対の両氏の考えをともに満足させる結論を導き出しました。明日以降紹介したいと思います。

昨日おとといへ補足説明としてペダリングについて少し書きましょう。詳しくはそのうちペダリングの回で紹介しますが、AB重視のペダリングはパワー重視です。ABそれぞれCDに比べ最大出力は大きいです。ただし高速で動かすには向いていません。つまり低回転高出力形ということになります。CD重視のペダリングはCの入力時間はわずかですしシッティングではDはほとんど力を加えることはできません。しかしCDそれぞれスタミナがあり速い動きにも対応します。すると高回転低出力形となるでしょう。ただしこれも個人差が大きいです。筋肉の発達度合いによって異なりますし、前にも書いたととおり神経を鍛えれば回転は上がります。

明日から上体の前傾についてです。リラックスしたアップライトがいいとよく言われますがただハンドルを近づけ高くすればよいのでしょうか?サドルよりハンドルが高くなってしまってはやはりロードレーサーとして…ですよね。