「ブランド」

ブランドをなぜ考えるか。日曜日に個人の好みなので一般論はないと書きましたがどうしても考えておかないといけないことがあります。それは信頼性です。昨日の耐久性とも関係ありますが、つまりこれこれとうたっていても情報のない得体の知れないメーカーが作っていては疑ってしまいます。またまだ金属系のフレームなら材料がある程度わかるのでいいんですがカーボンだと中国のやばいところで作ってたりすると性能の保証はできません。金属だと『デダチャイ』『コロンバス』『イーストン』などの有名チューブメーカーのものなら安心できます。カーボンだと自社生産できる大きなメーカー。例えばジャイアントやトレックなどは信頼できます。そうでなくてOEMでも出所がわかっていれば安心です。ビアンキは台湾のトライゴン、デローザの日本のミズノなどです。それぞれ高いカーボン技術を持ったメーカーがOEMしています。

プロチームもそうです。プロが使っているモデルはレース中には壊れてはいけませんからそれなりの強度と耐久性が確保されています。またリクイガスと言うチームがあります。ビアンキのバイクを使っていますが選手は皆アルミのモデルに乗っています。ということはビアンキはカーボンよりアルミのほうがレース向きであることがわかります。またミルラムペタッキは快適性を重視しますがコルナゴのバイクはエクストリームCではなくクリスタロに乗ります。このことはコルナゴのそれぞれのフレームの性格がわかります。このようにフレームの個性も見えてきます。

ブランドはこういう点からはやはり考えるべきです。

それではあすは「総合評価」。皆さんの新車は決まりましたか?