[なぜランスは重い体重で山頂ゴールのレースに勝てたのか」
パワーウエイトレシオって聞いたことありますか。つまり体重に対する出力できるパワーの比なんですがこれが重要なのです。
平坦では重力による抵抗は少ないのでパワーがあれば速く走れます。練習仲間におなかが出てるのにやたら平坦の巡航が速い人いませんか。私はいます。
登りでは重力が最大の抵抗になりますから体重は軽いほうがいいです。ラスムッセンなんかは筋肉すらも削って体重を軽くしています。
つまり軽い体重で大きな力が出せればいいんです。
しかしランスってかなり体重、重かったですよね?
ここで重要なのがパワーウエイトレシオの考え方です。
昨日のデータからクレーデンの出せるパワーを100とすると
クレーデン 100÷63=1.6
ランス X ÷75>1.6 X>120
つまりランスはクレーデンに対して1.2倍のパワーを出せば勝てたわけでそうやって勝ったのです。
ここで問題はいかにしてそんなパワーを出せたのか?
これは明日ランスの強かった最大のポイント「有酸素運動能力」で明らかにしていきましょう。