TTT上級編

すいません。エアロロードの話の途中ですが、いろいろあって内灘チームTTについて少し書きます。
内灘のチームTTで今年も私が入るAチームは優勝を狙うことになります。
そこで作戦考えましょう。まず私からTTTの走り方上級編です。

まず大前提としてコース変更により、よほどコンディションが変わらない限り、目標Ava45キロ(内灘のコースで)です。ということはメンバー4人の誰が引いても45〜46程度で走らなければなりません。スピードを落とすのは3番目の選手が着き位置でも千切れそうか(もっと早い段階で休むべき)、誰一人ペースが維持できないとき(目標を44.5にすべき)だけです。
次にレースの8割以上は4人で走らなければなりません。
「ペースが維持でき」、かつ後ろに下がるとき余裕(多少加速できるくらい)をもって付けて、声が出せるくらい(ほんとにやばいとき声はでない)の状態を「中盤以降までキープできる余裕」がもてる、「先頭交代割合」で走らなければなりません。ということはこの余裕がなくなれば(がんばれば引けても)つき位置になりますし、余裕がなくなりそうなら(まだ引けても)いさぎよく肘を出す。
実際にはこの先頭が肘を出す段階になる前に2番手が「交代」を指示し全員が余裕を持って終盤にペースアップできなければなりません。終盤はこの「余裕」を全員が使い切るように「交代割合」を調整します。
これらをうまくやるには全員が声を出し合わなければなりません。タイミングは各選手の横を走る「引き終えて下がるとき」です。
内容は一つ後ろの選手に対し「もっと長く引けるよ」「早く交代してくれ」、全体に「ペース上げるよ」「向かい風○○キロキープ!」「もっとイン突け」「横風!右斜め隊列」etc・・・
ペースメイクについてですが、チームメンバーによります。おおよそ実力のそろった4人チームなら、チーム最速の選手が「自分が4割引いても最後まで維持できる」くらいのイメージで作っています。風向きや路面コンディションが変わるときも目安にします。
次に先頭交代の技術ですが直線なら通常どおり右からで良いのですが、たとえ緩くてもコーナーが絡むときは必ずイン側から上がります。先頭はもちろんそのつもりでアウトへどくべきですが、気づかないときもあるので2番手は「交代、左!」等の声をかけてインから交代しなければなりません。先行チームに追いついたり、路面コンディションを考慮する場合も交代のときに左右どちらから抜くか示すべきです。いずれも上がる側が有利になるよう左右を判断します。
ちなみにエアロヘルメットをかぶってかつ高速で走っているので叫ばなければ聞こえませんよ。
とりあえず今思いつく限りの好タイムをポイントです。

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