「体の中の負担のバランスをとる」

あなたは一度のライドで何回の変速をしているでしょうか? 私がショップスタッフ時代に初スポーツバイクの女性に変速操作を教えていたら「操作はわかりました。でもいつ変速すればいいですか?」と聞かれ、たしかにそのとおりだと考えさせられたことがありました。

変速のすべきタイミングを書く前に変速が必要な理由の一つを定義しておきます。私は「体の中の負担のバランスをとる」という表現がいいのかな〜と思っています。

細かい話はまたの機会として、例えば呼吸や心拍数は平気なのに脚が辛くなってしまったり、もう少し細かくお尻の筋肉は平気なのにふくらはぎがつってしまったとか。余裕があるはずなのにどこか一カ所でも限界に達してしまえば走りつづけることはできなくなります。

そうならないよう「体の中の負担のバランスをとる」手段の一つとして変速を多用することが重要になってきます。

具体的にどうするかはまた次回。