日本が世界トップクラスになるために4

昨日のが途中で消えてる…涙

じゃぁしゃーないので続きから。

学校卒業後に活躍の場がないことで優れた中距離選手もロードのインカレチャンプでさえ競輪にいきます。角選手はロンドン五輪から種目に加わるオムニアムで、期待の選手でしたが現在は競輪選手です。

このようにトラックでの選手の育成は学校卒業とともに途切れてしまい、多くの才能を失わざるをえない状況があります。現状ではトラックからロードへのルートは多くを期待できそうにありません。


ここからは本日の内容です。私が注目しているのは不本意ながらヒルクライムです。近年ホビーサイクリストを中心に非常に人気があります。注目するきっかけとなったのは名前を忘れたのであとで書きますがヒルクライム専門のプロチームができたことです。ヒルクライムレースならコンチネンタルチームを食ってしまう実力をもち、ロードよりホビーサイクリスト人気があるために多くのスポンサーもついているようです。乗鞍チャンプ森本選手を中心としたイナーメもこれに準じるチームでしょう。

ヒルクライムレースのスクジュールをみるわりとメジャーなものだけでも20レースほどあります。
この方向で成長しヒルクライムレースのプロシリーズができ、専門チームもたくさんできるようになり、国内の競争が激しくなると、世界的なクライマーが現れる確率がぐんと上がります。オーストラリアが4キロを4分30秒をきる選手が 何人もいるように、富士あざみを50分をきる選手が5人10人とでてくるような状況です。そしてそんなヒルクライムレースのトップ選手がヨーロッパのロードに転向し、日本人同士で山岳賞を争う未来はいかがでしょう。

課題次回書きますがヒルクライムレースは非常に日本の風土にあっています。第一に国土の多くが山岳地帯でかつ道路整備の水準が高い。交通規制の関係でラインレースはツールド北海道の一部でしかできないのに対し、10数キロの山道を封鎖するだけなら開催も比較的容易です。
競技の性質がマラソンに近いことは、日本人の気質にもあっていて、さらなる人気を博すでしょう。
他国でも前例がないこと可能性がありそうです。