「パワーメーターとは」

パワーメーターの方式には大きく分けて2種類あります。
一つは自転車の部品に加わる力とその部品の運動の速さを計測してパワーを算出する方法。
二つ目は自転車の速さとその抵抗力を計測する方法です。

まず一つ目なのですがこれは計測する部品が多種多様です。
ベクター  ペダル
SRM  クランクファイブアーム
エルゴモ BB
キャットアイ BB
ポラール チェーン
パワーッタップ ハブ
圧力を受けたり、歪を受けたりするそれを電気信号に変換するセンサーがあります。これらの中でポラール以外はそのようなセンサーをそれぞれの部品にしこむことでパワーを計測しています。
ポラールはチェーンの振動を検出するそうです。チェーンの振動とパワーには相関関係があるそうですが、たとえすばらしいセンサーがあっても外的要因に左右されすぎる気がします。(テストしたわけではありませんが)

次に走行抵抗とスピードを計測するのは
「i bike」
これはまず斜度計が備わっていて人とバイクとその他の総重量を入力し、まず重力による抵抗力を計測します。さらに風力計を備え空気抵抗がわかり、算出する方法です。
しかしながらこちらの方式には私は疑問を感じます。
まず人の体重は毎日増減しますし、ボトルの水も変わります。これまで何度も言ってきたとおりフォームや機材が変われば空気抵抗は変わります。さらにチェーンやベアリングやタイヤなどでも走行抵抗は変わります。
聞くところによるとパワータップとは挙動に関してたいした誤差はないそうで、それらの変化量は機械の精度に対してたいした影響を与えないのかもしれませんが、なんか疑わしい気がします。