「クリテとは」

まずはロードレースの中でもクリテリウムという形式とはどんなものなんでしょうか。
JCFのルールによりますと
クリテリウムとは、一般交通を遮断したサーキットで行い、次のいずれかの方法により成績を与える。1最終周回の着順を持って最終順位とする。2完走周回数と中間スプリントで与えられる得点をもとに最終順位を与える。距離 サーキットの周長は0.8キロメートルから10キロメートルの間とする。」
となっております。実際の周長は1キロ〜5キロ程度が一般的です。またレースの距離は4キロ以上のサーキットであれば150キロまで設定できますが日本ではほとんど50キロ以下です。また日本ではほぼ最終着順が成績になります。ポイントレース形式は学連クリテシリーズくらいでしょう。
さてこのクリテリウムですがどのような特徴があるのでしょうか。それを知ることが攻略の近道です。
まず最大の特徴は一周が短いということです。その結果コーナーが多くなります。(これ以降コーナーとは通過後加速が必要になるようなきついカーブを指す) では最も単純な舞洲のコースは一周およそ0.9キロのオーバルコースです。一周の中にコーナーは2つしかありません。それでもBR2決勝の周回数は35。つまり70回コーナーを曲がるわけです。では昨年わたしがカルチャーショックを受けた、いわきBR1決勝はどうでしょう。いわきのコースは公園の中に作られた一周1.4キロです。その中に加速を強いられるコーナーは7つ。これを50キロ35周。ということは245回のコーナーがあるということです。
曲がってばっかしなのがクリテなんですね〜