「左前、右後ろ、のすすめ」

ちょっと最近は殺人的なバイトスケジュール(8時〜24時)で練習どころではございませんが、かといってお金がなくてレースに出れませんじゃ練習の意味もなし。プロと戦う社会人トップレーサーの方々は尊敬します。

ということでシリーズモノは無理でございます。

なので今日は単発ネタ。



「左前右後ろ」にブレーキを設定するのをすすめるのは明確にメリットがあるからです。
こうするとブレーキングしながら同時にシフティングができるようになります。シマノなら右前でもブレーキレバーを引きつつ横に倒してシフトダウンすることができますがかなり高度な技術だと思います。カンパだとブレーキをかけながらシフとアップはできそうですがあまり意味がないと思います。私のようにスラムで右のレバーでブレーキをかけながらシフト操作をするのはまず無理です。
ブレーキの設定を「左前右後ろ」にすることで左レバーでブレーキ操作を、右のレバーでシフト操作をすることができます。
例えばクリテリウムのようなテクニカルかつ何度も減加速を繰り返すようなレースの場合、エネルギーのロスを最小限に走るにはコーナー立ち上がりを楽にこなすことが大切です。そのためにコーナー進入直前にシフトダウンするんですが、この時ブレーキと同時にシフト操作ができれば少ないロスですみますし、そんなにコーナーせめねぇよ、というひとでもシフトダウンするさい前ブレーキのレバーに指をかけていられることは危険回避にもなります。

右前左後ろになれた人が急に変えてなれないことをするのは一番危険ですが、ぜひオフシーズンなどに試してみてはいかがですか?