「総括?」

結論としてやっぱり確信的なことはいえないのですがいろいろ調べていくとこういう人には合うんじゃないか。この人が使っても効果はあまり期待できないんじゃないか。といったものも見えてきました。
まず例えベテラン選手でも維持できる回転数は120回転あたりまでです。またスムーズな入力を意識するためと「慣性のロス」をできるだけ減らすため、基本的に低回転高トルクがたのペダリングができる人のほうが合うんじゃないかと思います。ケイデンスは回転の最高速度区間が120回転相当を超えないように110回転以下。平坦で85〜95回転ぐらいのペダリングをする人のほうがイイと思います。実際おとといの世界選手権のデータは非常に遅い回転数です。
ただしこれも微妙で使われているかたは回転数が上がったほうが気持ちイイと言っています。(ケイデンスメーターをつけての情報ではないので上下区間が速くなることにより回転数が多いと感じているだけかもしれません。)
またそれまではわたしはヴィノクロフのようにTTのような一定速度で起伏の少ないコース、減加速の少ない走りができる場面のみでの使用がイイのではないかと思っていたのですが、どうもペダリングのしかたがっまたく違うことで真円ギヤとをころころかえるのはあまり得策ではないようです。このことからたまに耳にする「ペダリングの矯正」に使えるなどというのはまずありえないと思います。
次にフォームです。前述のようにペダリングは押し引きをイメージしますから後ろ乗りの方がいいとおもいま…でもヴィノクロフは前乗りになるTTでのみつかってますよね。

第一回で「限定的な使い方なら…」なんて書いたんですがここにきてまたわからなくなってきたのでとりあえずこの辺で。
ちょっとは役立ったかな?かな?