「集団走行の効果」

まただいぶサボってしまいましたね〜。まぁ西チャレに向け練習に励んでいたと言うことで…
さて、まだまだ空気抵抗の続きでしたね。書ききってから休めって話ですが、書いてる途中に力尽きてしまうんでな〜。
では集団で走っているときの空気の流れを説明する前に空気抵抗の少ない形というのを書いておかなければなりません。
まずは基準として円形に切られた板の断面を空気の流れと垂直に置いたときを100%の空気抵抗とします。すると前面投影面積が同じ球は40%、涙形とかテリアドロップ型とか言われる流線型だと5%程度の空気抵抗しか受けないそうです。
そこで今日の集団走行についてですが空撮の映像や写真でわりと集団が安定しているときに見ると集団全体でなんとなくこの流線型を作っていることがわかるかもしれません。そう、目的は違えど海で集団を形成する小魚のごとく一つの構造物として空気抵抗を少なくする形状を自然と形作っているのです。すると集団の内部は選手にしてみればほとんど抵抗を感じないのはもちろんですが、例え集団の先頭に出て「引く」という作業を行っている選手も、おそらく若干ながら逃げている選手に比べれば少ないエネルギーで走れていると思います。そのうえ疲れればすぐに他の選手がいるわけですから集団で走るのが以下に楽かということです。
それゆえ「逃げる」という行為は過酷で何より勇気が必要、そして皆に賞賛されるのです。